Photo-Illustration: Vulture, Netflix and In Pictures Ltd./Corbis via Getty Images
Used in this article <https://www.vulture.com/article/the-crown-season-4-margaret-thatcher-real-history-gillian-anderson-accuracy.html>
最近、Netflixのドラマ”The Crown”を観るのにハマっています!
The Crownは、英国Royal Familyとその当時の出来事を描いたドラマです
エリザベス2世(現在の英国女王)の即位前のエピソードからシーズン1が始まり、
シーズン4では1980年代の出来事が描かれています。
ストーリーはすべて事実に基づいており、
役者の振る舞いや見た目などもとても精巧に再現しています!
当然私は当時の英国の様子は知りませんが、ドラマ内で当時の映像が使われていたり、
実際の画像とドラマの映像を比べて見ると正確に再現してることが分かります
さらに、ドラマの中のチャールズ皇太子は振る舞い(猫背でジャケットのポケットに手を入れる様子)だけでなく、ノートの筆跡まで本人そっくりに似せているそうです!!
(チャールズは悪筆で有名で、政府高官に充てた手紙の筆跡が独特過ぎ!と話題になったこともあるとか(笑)
“black spider” memos というWikiのページまであります)
1950年代~1980年代の出来事と英国の状況がよくわかりとても勉強になります。
今回はThe Crownのシーズン4で登場するマーガレット・サッチャー首相が読み上げた詩、”No Enemies”を紹介します。
英国の詩人Charles Mackayの詩です。
一言でいうと、戦いにおいて勇敢な者は必ず敵を作る、敵がいないということはあなたの成し遂げた功績が取るに足らないということだ、という、なかなか攻撃的な詩です。
鉄の女 サッチャーさんにはピッタリの詩だなと思い印象に残りました。
僕は敵は出来るだけ作りたくない、協調性重視のタイプの人間ですが、どうしても敵が出来てしまう状況になったときはこの詩を思い出そうと思います~
【原文】No Enemies
You have no enemies, you say?
Alas! my friend, the boast is poor;
He who has mingled in the fray
Of duty, that the brave endure,
Must have made foes! If you have none,
Small is the work that you have done.
You’ve hit no traitor on the hip,
You’ve dashed no cup from perjured lip,
You’ve never turned the wrong to right,
You’ve been a coward in the fight.
【訳文】敵はいない
敵なんていないと君は言うのか?
ああ!悲しいかな!友よ、勇気の乏しいことだ
本分の争いに身を置き、勇敢に耐え忍ぶ者であれば、必ず敵をつくるものだ!
もし君に敵がいなければ、君の成し遂げた仕事が取るに足らないことを意味する
一度も裏切られなかったのは
悪の企みを阻もうとしなかったから
悪しき行いを正そうともせず
戦いにおいて臆病者だった
#訳文は、一部Netflixの日本語字幕を引用。
“dashed no cup from perjured lip”の訳が難しいので、Netflixの字幕を借りています
perjured lipとは、信頼できない人物を示唆しており、
cupは権力の象徴・比喩(drunk on power, intoxicating draughtという表現があるため)ではないかと思っています
【語彙】
Alas! ああ!悲しいかな!
boast 誇り、自慢
mingle 混ざる、入り混じる
fray 争い、論争
foes 敵
traitor 裏切り者
dash たたき飛ばす
perjured 偽証の
以上、Charles Mackayの詩”No Enemies”の紹介でした(^^)/