今日は、Robert Frostさんの”Fire and Ice”についての投稿です。
一言でいうと、この世の終わりに関する詩です。
世界は炎で終わるという人もいるし、氷で滅びるという人もいる、どっちもあり得るよね、とリズミカルに語っている詩だと思っています。
終末、炎、氷、どの単語も中2心をくすぐります(笑)

たったの9行から構成される短い詩で覚えやすく、rhyme schemeも良いため個人的にはお気に入りの詩です。

【ごく簡単に…詩の説明】

この詩の前半は、願望(Desire)の比喩として用いられる炎(Fire)が世界を滅ぼす
この詩の後半は、嫌悪(Hate)の比喩として用いられる氷(Ice)が世界を滅ぼす
と言っており、前後の文章が対比関係になっています。

また、FireとDesireの韻が同じで、IceとHateの韻が同じです。
短い詩ですが、詩の技法が様々盛り込まれており、綺麗な言葉遊び(play on words)になっています。

人間の願望も嫌悪も世界を滅ぼすには十分ということでしょうか…なんだか深いですね~(浅いコメント(笑))

『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作『氷と炎の歌』(“A song of Ice and Fire”)のタイトルにも影響を与えた詩と言われています。
ジョージ・マーティンも子供の頃にこの詩を習ったんでしょうか。

なお、Robert Frostはアメリカの詩人で、ューリッツァー賞(Pulitzer Prize)を4回も受賞しているようです(スゴイ!!)

【詩本文】

Some say the world will end in fire,
Some say in ice.
From what I’ve tasted of desire
I hold with those who favor fire.
But if it had to perish twice,
I think I know enough of hate
To say that for destruction ice
Is also great
And would suffice.

【語彙】

play on words 言葉遊び
hold with 支持する
perish 滅びる、枯れる